はじめに

それがいつ頃のことだったか、正直あまりよく覚えていません。
(たぶん夏か秋頃だったと思うんですが)

ラジオだったか有線だったかもイマイチはっきりしません。

わかっていたのはオカキタなんとかという名前と、
そいつがインディーズでやってる奴だということだけ。

まず印象に残ったのは
声からは想像も付かないほど力強く、
そして何より「気持ち」を感じるギター。

歌詞もいきなり恋人に対するダメ出しのオンパレードだったり
さっき言ってたことと全然逆のことを言い出したりと
かなり支離滅裂なところが、逆にいかにも
まさに恋愛中のあのワケのわかんなさそのもの
というカンジでなかなか・・・


こいつ、面白いかも。


その後しばらく経って、今はなきJEUGIA高野店の
試聴コーナーでその「面白そうな奴」と運命的な再会(爆)

(店員さんが書いたと思われる説明の紙を見ながら)
岡北有由?何て読むんだこいつ?
おかきた…ん、待てよ。オカキタ!?
ひょっとして"♪あの日のキスを〜"のあいつか?
(ふとCDのジャケットを見る)


・・・ちょっと待てよ、おい!(^^;;

この構図とか雰囲気、どう見てもいわゆる『癒し系女性ボーカル』とか
あーいう類にしか見えねぇぞ…ma○ariとかあのへんの(苦笑)


こいつがあの気合いの入ったギターを?まさかなぁ。
でも声とかは確かこんなでもおかしくないカンジではあったし・・・
(さっきの説明の紙をちゃんと読んでみる)

「見た目のかわいらしさに騙されたらケガします」
「西の矢井田、東の岡北と並び称される逸材」
「林檎というよりはCoccoに近いかも」


…いろいろツッコミ入れたいところですがひとまず話を先に進めます(笑)

ふーん。じゃあやっぱこいつなのかな?矛盾だらけで後悔だらけの人は。
聴いてみよっと・・・


………。


完全敗北。

やられましたよ、えぇ。
試聴機のヘッドホンをはずしたあと迷わず『Panda』を一枚掴んで
店のカウンターに向かったのは言うまでもありません (^^;;


数日経ってから裏ジャケに書いてあるURLを発見してオフィシャルへ。
(まだ背景が青で、「あゆ菌保持者リスト」(爆)って名前のゲストブックがあった頃です)
そこで近々2枚目のミニアルバムのリリースと
あとライブもあるらしいことを知って迷わず購入&参戦。





…とまぁこんなカンジで気が付いたらいつの間にかもう
こんなファンサイトまで作ってしまう程になってしまったわけです、はい(苦笑)

最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございました。

Sequelae