2001選手名鑑

GK 平井 直人

昨年2ndからスタメン定着。一応『天下の松永成立に最後の引導を渡した男』である。どうも一部では"2部落ち最大の戦犯" 呼ばわりされてるそうだが、確かにカップ戦で彼がなまじ藤田のPKを止めて磐田に勝ってしまったばっかりにリーグ戦であんな強烈なしっぺ返しを食らうハメになったという意味で言えば彼の責任は極めて重大であろう(爆)

…しかし何だかんだ言ってもそれなりに頼れる京都の守護神になってきたような気もするのだがどうだろうか。

ちなみに名前は"なおと"ではなく"なおひと"と読むそうだ。遠藤保仁→ヤットの原理でいくと平井直人→ナットってことになるわけか・・・ゴールに 鍵をかけるどころかねじ止めしてしまうわけやね。名前は実に頼もしい。

DF 野口 裕司

JFL時代からの唯一の生き残り…と言われても管理人は98年に京都に移住してくる以前のサンガについては ほとんど何も知らないので正直いまいちピンと来ないのだが。

それはともかくクラブ最古参の生え抜きでありチームの精神的支柱となるべきベテランなのだが、意外と調子に波があるようで いい時は本当に頼りになるのだが悪い時はサンガの左サイドからの攻撃の芽は完全に摘みとられてしまう。(・・・まぁサポーターからはその辺も含めて 「やっぱり野口は野口だなぁ…」みたいなカンジで愛されてはいるようだが)とにかく彼の個人的な調子が比較的そのままチームの調子に直結したりする傾向があるので、 そういう意味でもやってもらわなければ困る選手。

DF 中村 忠

愛称ミニラ。守備的なポジションならどこでも一通りこなすユーティリティープレーヤー。こういう選手は監督として 非常に使い勝手がよくて重宝するだろう。まさに一家に一台(違)

昨年2ndスタメン左SBで起用されて、平野とヘジスが左サイドをひたすら爆走しまくったあとのカバーに追われていた彼の姿に涙した方も多いだろう ・・・しかしここで何を言ってもやはりあのフェイスガードのインパクトには勝てないか。(勝ってどうする)

DF 大嶽 直人

3バックの真ん中でDFラインを統率し、チームの主将も務めるまさに「大黒柱」のベテランCB。

とにかく今のサンガの最大の課題が守備であることは周知の事実。となるとDF陣には今でも十分頑張っているとは思うが より一層の奮起を期待せざるをえないわけで…頼むぞ大嶽!

ちなみにこちらの名前は"なおと"でいいらしい。

DF 手島 和希

東福岡三冠達成時のメンバーにして99年Wユースではフラット3の真ん中で見事なラインコントロールを見せ 日本の準優勝に貢献、とかなりの輝かしい経歴を誇る若きCB。一時期伸び悩んでいたが、昨年後半から徐々に持ち味であるクレバーな読みに素早い寄せ、 カバーリングが戻ってきたようだ。

なお管理人は99ユース組と同い年につき、他の選手よりも多少評価が甘めになるかもしれません (^^;;

DF 佐藤 尽

とにかく当たりに強い。特にヘッドに強く、相手ゴール前でセットプレーの時はしばしば前線に上がってゴールも狙う。 でもスピードはあまりなく、ファールも多い・・・というある意味典型的なストッパータイプのCB。

ちなみに彼の応援歌は♪ジンジンジジン ジンジンジジンジン ジンジンジジン 佐藤尽〜、である(核爆)

MF 朴 智星

神様仏様チソン様。本当に残ってくれてありがとう…

MF 熱田 眞

オトコマエ。好調時には華麗なワンタッチパスを繰り出して相手守備陣を見事に切り裂くが、いかんせん 調子の波が大きすぎる。さらに昨年、あれだけダイレクトプレーにこだわるのは実はキープ力がいまいちであるからだというのが 図らずも露呈し「うまいことヘジスと足して2で割れんもんか…」と管理人を大いに嘆かせた。

で今年は主に右WBとして起用されそれなりに活躍しているのだが、これがトップ下よりもプレッシャーが少なくて熱田でも十分ボールキープできるからなのか 黒部との相性がいいからなのか単にJ2だから通用してるだけなのかは素人の管理人にはよくわからない。(っていうか「熱田自身の成長」って選択肢はないのかよ)

FW 黒部 光昭

頼れる京都のエースストライカー、ともう呼んでもいいだろう。彼がもし得点王を獲るようなら サンガのJ1復帰もかなりの高い確率で実現するだろうが、それにはもう少し固め取りする試合が欲しいところだ。

…っていうかもし今年上がれなかったら来年はどっかのJ1クラブに引っこ抜かれてるかも知れんし(汗)

10MF 松井 大輔

鹿実出身だが元々は京都人…いわゆるサッカー留学である。(しかしおそらく最初は松澤総監督の鹿児島弁を理解するのに 相当苦労しただろうなぁ(爆))ちなみに管理人の松井に対する第一印象であるが、高校選手権をTVで見てて「おい、なんでこの鹿実の10番坊主じゃねーんだよ」 であった。しかしアナウンサーが"京都に入団予定"と紹介するや否やとたんに彼を見る目が変わってしまってしまう。人間とは現金なものだ。

プレースタイルは一言でいうと「トリッキー」。ドリブルありパスありシュートあり、彼がボールを持つと次に何が飛び出すかというワクワク感がある。 あとはフィジカルさえついてくれば一気に大化けしてくれそうな期待大。まさに京都の宝である。・・・あと鹿実出身の選手は どういうわけかいわゆる凶悪系サイトで常時ネタにされるような方向へ行ってしまいがちな傾向があるので、 彼には是非ともそういう間違った方向に行かずまともに育って欲しいものである (^^;;

11MF 石丸 清隆

名将ピッコリをして「今年最大の誤算は石丸がいないことだ」と言わしめた選手。

パスセンスには定評があり、下がり目の位置からゲームメイクもできるボランチ。どうも守備的に行く時はピオトル、 攻撃的に行く時には石丸という使い分けになっているようだ。

・・・しかしなぜ石丸が11番なんだ(苦笑)

12GK 中河 昌彦
通称ピーコさん。名古屋出向から帰ってきた。サブGKとして貴重な存在である。
13MF 宮崎 健治
去年は主に右サイドで使われた。しかし現在の3-5-2システムの右WB要員には熱田、冨田がいる。今年は試練の年か。 (というかそもそも元来FWの彼の場合例えば3トップの右でウイング的に使ったりするのが一番生きそうな気がするのだが・・・)
14FW 長田 道泰

1.5列目からの飛び出しが魅力の、そもそもなぜ神戸が出したのか理解に苦しむくらいいい選手である。 いきおいサポーターの期待も今年新加入の選手の中で最も高かったのだが、現在攻撃陣がそれなりに調子がいいのでなかなか出場機会に恵まれていない。

しかし何と言ってもJ2は長丁場、必ず彼の力が必要になる時が来るだろう。

15MF 松川 友明
そもそも彼が故障等で期待通りの働きができなかったのが昨年の京都の最大の誤算であった。 しかし今年はボールを持って前を向けるシーンが多くなっている。どうやら今年は彼本来のプレーを見せてくれるか?
16DF 辻本 茂輝

手島とともに99Wユースでフラット3の一翼を担い、世界の舞台で持ち前の当たりに対する強さを遺憾なく発揮して 日本の準優勝に大きく貢献。しかし最近伸び悩んでいる。

生年月日が一緒な管理人としては是非とも頑張って欲しい選手なのだが・・・

17MF 冨田 晋矢
今季は主に右サイドで使われている。熱田はあの通りカード収集癖があるので(^^;;出場機会は多くなりそう。 一気にレギュラー奪取なるか?
18FW 上野 優作

広島から移籍。確かに去年は攻守ともに高さ負けする場面がかなり多かったんで(何しろ鳥取では外池に2発入れられた からなぁ…)ある意味そんなに的外れな補強ではないと思う。ならシジクレイに戻ってきてもらうほうが先だろ、というのは管理人も同感だが。

ポスト役としてそれなりに頑張っているようだ。

19MF 大槻 紘士

小柄だが運動量豊富なボランチ。去年前半はよくサブに入っていたが、それ以降出場機会に恵まれてない。 そもそも遠藤がスタメン、大槻・斉藤もサブと80年生まれ同世代のボランチが3人ともベンチ入りメンバー16人に入るというチームバランスとしては何だかなぁ…な 状況だったのにも関わらずさらに朴智星・望月を獲ってくるという、降格争いまっただ中の非常事態とはいえある意味ものすごい補強を敢行。さらに結局2部落ち→ 遠藤・望月放出で少しはバランスがとれるかなと思ったら今度は石丸・ピオトルを獲ってくるというもうここまで来ると首脳陣か フロントかどっかに誰かボランチフェチの奴がいるんじゃないかとしか思えないほどボランチの選手層だけ 異様に厚くしてしまったので、大槻にとっては当分試練の時が続きそうである。このまま出場機会を与えられず戦力外→よそへ移籍して大活躍なんて サンガお約束のパターンにならなきゃいいんだけど・・・

20FW 安 孝錬

最初安が入るという話を聞いた時「183cmあるし韓国産のFWだしパワープレー系かな?」と漠然としたイメージだけで 判断していたのだが、いざフタをあけてみたら速さもテクニックも持ち合わせていた。こいつはいい買い物をしたと喜んでいたら朴とともに代表招集、その上 先日エジプトで行われた4カ国対抗戦で韓国の優勝を決める決勝ゴールまであげてしまった。この瞬間京都サポの今年一年常に韓国の代表カレンダーと にらめっこで胃の痛む想いをし続けなければならない運命が決定(爆)

・・・っつーかいいのか?2部リーグにいるチームが隣国の大事な代表選手を二人も預かって (^^;;

21GK 上野 秀章

高卒2年目の若手GK。室蘭大谷時代から結構将来を嘱望されていた逸材らしい。

…実はU-20代表候補にも選ばれていたりする。今のところいつも「候補」止まりだが(苦笑)

22MF 斉藤 大介

セレッソDFの斉藤大輔とは別人。遠藤亡き今(←死んでないって)京都サポの 明日への期待を一身に集めている前途有望な大型ボランチである。

23DF 川口 正人

横浜Fユースからフリエ消滅に伴ってFマリノスユースに移るもそのままFマリには入団しなかった。 理由は「自分はフリューゲルスの人間ですから」…なかなかの侠気野郎である。(しかしそういう文脈の中で彼が選んだチームが京都だった という現実は、サンガサポとしては正直なところけっこう複雑なものがあるのだが)

ポジションは主に左サイド。そろそろ野口の尻に火を付けてやってほしいものだ。

24FW 吉田 賢太郎
スピードが持ち味の若手FW。昨年1stに出場機会を得て初ゴールも決めたが、 今年は3人のFWがいずれも好調でありその上松井や長田もいるので辛抱の日々が続きそうである。
25DF 鈴木 和裕
市原から移籍。守備ならどこでも一通りこなせるが本職は右SBらしい。
26DF 上村 秀一
ウエムラではなくカミムラである。高校時代から松井とは同期で、右サイドからのスピードに乗った 攻撃参加で鹿実の高校選手権準Vに貢献した。松井に負けずにキバレ!
27DF 角田 誠

実はまだサンガJr.ユース所属の現役高校生。それが2種登録とはいえトップチームの 背番号をもらっているのだから首脳陣の期待の高さがうかがえる。

将来のサンガDFの大黒柱。

28GK 高島 裕政

サンガユースから一年間FC KYOKENでプレーしたあと昨年サンガに戻ってきた。

恵まれた体格を生かしたハイボールの処理が持ち味らしい。

29DF 久保 英朗
身長182cm、ヘディングの強さが最大の武器のCBとのこと…やはり今季の補強のキーワードの一つは 「高さ」のようですねぇ。(まぁ去年あんだけ痛い目にあったんだから当然か(苦笑))
30MF 山本 翔平

今年ユースより昇格。正確なロングフィードからのサイドチェンジが魅力の、展開力のあるボランチ。

…っておい、またボランチかよ!

31DF 吉田 匡良
東福岡出身のDF・・・ということは手島の後輩ってことか。(でも実は奈良出身らしい (^^;; )
32MF ピオトル・ソーヴィシュ

未だに当たりなのかハズレなのかがよくわからない。プレースタイルは「ボランチ」というより 一昔前の「ディフェンシブハーフ」に近いか。ちなみに187cmとけっこう長身だったりする。

あと実は意外に強烈なミドルシュートも持っているのだが、サンガサポの場合やはりどうしても比較対象が遠藤になってしまうので "ひとまずシュートで終わっとこう"的な生半可なミドルシュートではなかなか納得してくれなさそうなのがつらいところだ(苦笑)

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